「公費負担」で貸与されていた県立高校で使われる「タブレット端末」。富山県では、新年度の入学生から7万5000円程度の端末購入が原則「保護者負担」となります。「隠れ教育費」とも言われる負担、高校入学時の3,4月には43万円かかるとの試算も…。専門家は、高校に行かせたくても入学時の “当初費用が支払えない” 子どもが増えていきかねないとして「子どもたちの教育を受ける権利を考えた時に非常に問題」と警鐘を鳴らします。
富山市の芝園中学校2年生、金谷栄時さん。学校から持ち帰ったタブレット端末でつくっているのは…。
芝園中学校2年 金谷栄時さん
「中学校で広報委員長やってるんで、委員会の委員の給食の時の放送の当番表をつくったりしてました」
小学校の時から当たり前のように使ってきた『タブレット端末』は、もはや文具と同じように学校生活で欠かせないものだといいます。
芝園中学校2年 金谷栄時さん
「これがなかった時は手で書くとか、調べるのも大変だったから、これがあったらすぐ調べられるし、すごく便利で役立ってるので、ないと困る」
