8年前、当時高校生だった実の娘に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われている父親の初公判が16日富山地裁で行われ、父親は娘との性行為は認めた一方、「逆らえない状態ではなかった」と無罪を主張しました。
準強姦の罪に問われているのは富山県黒部市の無職、大門広治被告(53)です。

起訴状などによりますと大門被告は2016年8月ごろ、当時高校生だった実の娘の里帆さんに対し、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えたとされています。


里帆さんは、中学2年生から高校2年生の間、少なくとも8回被害にあったと訴えています。

16日の初公判で大門被告は、娘への性行為は認めた一方、「逆らえない状態ではなかった」と起訴内容を一部否認、弁護側は準強姦の罪に当たらないと無罪を主張しました。


