”危ない交差点” 県警の対策は

警察もこの危ない交差点の対策に乗り出しています。

取材中、偶然通りかかったのは白バイです。

富山県警交通企画課 今﨑貴史 警部
「彼らは機動部隊ですから、死亡事故が起きた場所だったり、ここは春先からずっと重点箇所となっておりますので、たまたまでしたけどこのタイミングでパトロールしてくれているんだと思います」

警察ではこの危ない交差点での取り締まりを強化。さらに道路管理者や交通安全協会などと連携して一時停止を促す工夫を施しています。

薄くなった停止線や止まれの文字を引き直したほか、一時停止標識の取り付け位置を1メートルほど下げ、視認性を高めました。

地域住民とも連携を図り「事故が多い」「スピード落とせ」といった注意を図る電柱幕を設置しました。

富山県警交通企画課 今﨑貴史 警部
「より手前から注意喚起を図るということで、最終的にはしっかりと一時停止に止まっていただいて左右の安全を確認していただければと思います」

これに加え、今後、横断歩道にもカラー舗装がされる予定だということです。

富山県警交通企画課 今﨑貴史 警部
「一時停止してそこで左右が見える場所もあれば見えない場所もあります。しっかり左右の安全を確認しないと交通事故にあってしまいますので、まず第一に一時停止、その後見通しの良いところまで出て、左右の安全を確認してから交差点を通過するようにしていただきたい」