日本中学校体育連盟は、今年6月に全国中学校体育大会“全中大会”で2027年度以降、ハンドボールや水泳、新体操など9つの競技の大会を開催しないことを発表しました。そんな中、7月17日からハンドボールの“全中大会”が、富山県氷見市で開催されました。ハンドボールの「聖地」に集まった選手や保護者、関係者は今回の決定をどのように受け止めたのでしょうか?
先月19日から22日まで氷見市で開かれた第53回全国中学校ハンドボール大会。男子の部では、地元氷見市の西條中学校が春中ハンドに続く「2冠」を逃したものの準優勝し、会場は多くの観客で盛り上がりを見せました。

一方、期間中、大会に出場した選手や関係者からはこんな声も…。
岩手県代表 矢巾中学校女子選手:「全国の中学生が憧れる舞台だと思うから無くなるのは悲しいです。東北大会までになっちゃうかもしれないけど、そこでも自分たちの3年間やってきたことが出せるように(後輩には)頑張ってほしいと思います」
