「法律」としてあったことが信じられない…

現在42歳となった長男のAさん。去年6月、千鶴子さんに関する記事を読み、初めて「優生保護法」という法律があったことを知ります。その衝撃に、思わず千鶴子さんにメールしました。

長男 Aさんからのメール「今自分や家族が居ることの背景にそのような恐ろしいことがあったというのは子ども達にも話したし、自分の意志というのはいかに大事なことなのかを母さんが証明したんだということを伝え、誇りに思う。強い母で良かった」

障害者が子どもを持つことも当たり前と感じて育った長男Aさん。かつて、確かにあった法律に恐怖すらおぼえたといいます。

長男 Aさん:「法律としてあったのが信じられなくて…。人権侵害を国として行っていたことが怖くて信じられないです」