高いもので60万円近い補聴器も…

夫が補聴器を使用:「片耳だけですけど、16万円ほどかかりました」

決して安くはありません。富山市内にある補聴器の専門店を訪ねました。
理研産業補聴器センター富山支店
板倉啓之店長:「耳掛け型は5、6万くらいから一番高いものになると60万近いものもありますし、片方(あたり)ですね。耳穴型になってくると、最低でも10万円以上は一つ(片耳)お作りするのにかかってくるかなと」


高額ですが購入の助成制度があるのは富山県内では小矢部市と滑川市、そして黒部市。金額の高さもあってか中等度の難聴者のうち補聴器をしている人は3割未満にとどまっています。

ただ、手順を踏むことで医療費控除の対象となる場合があります。
理研産業補聴器センター富山支店
板倉啓之店長:「補聴器相談医という資格を持っていらっしゃる先生に限られるのですが、その先生に書類を書いていただいて購入いただいたものは、医療費控除の対象になる制度があるんです」

