山岳警備隊入りはマラニックがきっかけ

4月18日、立山登山マラニックの実行委員会が富山市の藤井市長を表敬訪問しました。

実行委員:「今この大会のトップ選手が、県警の山岳警備隊の中才さん。毎年5連覇中で、やはりそこに憧れていらっしゃる方も選手でたくさんいるみたいで」

藤井市長:「へえ。すごいな」

中才さんの5連覇に驚く藤井市長。手元にあったのはできあがったばかりの大会のポスター。そこに写っていた選手はなぜか中才さんではありません。

ポスターに写っていたのは富山市の東優介さん。立山登山マラニック3回連続で2位の選手です。

東さん:「中才さんは、称名までのロード区間も山岳地帯も強くて特に山岳が強くて、別次元の人だなって思います」

中才さん:「連覇するとまた連覇せんなんっていう気持ちで重圧はそれなりに少しあります」「自分にとってマラニックは人生を変えたっていうか今の警備隊になるきっかけになった大会でもあるので…」

実は立山登山マラニックは、山岳警備隊員になるきっかけになった大会だといいます。

中才さん:「2回目に出場したときにたまたまゴールして、室堂のほうに帰ってきているときに警備隊の出動する現場を見まして、自分があんなにヒイヒイなってあがったところを警備隊の先輩たちが軽々と走って現場に向かっている姿が、自分もせっかく警察になったんだったらすごい先輩たちみたいになりたいなと思い、警備隊を志望して今警備隊になることができました」