小学校や保育園の“先生”が性犯罪の前歴がある人物だったら…そんな想像もしたくないようなことが全国で相次いでいます。

富山県でも2023年、保育士の男が複数の女児にわいせつな行為をしたうえ、その様子を撮影した動画をスマートフォンに保存していたとして逮捕されましたが、この保育士は性犯罪歴がありながら複数の児童福祉施設で働いていたことがわかりました。まさに“性犯罪のリピーター”だったのです。

こうした事態を防ぐため、子どもと接する仕事に就く人に性犯罪歴がないかを確認する制度を導入する法案が19日、閣議決定されました。子どもを守るために何が必要なのでしょうか?

3月15日、富山地裁。

小学生の女子児童3人への強制わいせつ事件の裁判が始まりました。

被告は英語の授業を助ける外国語指導助手、いわゆるALTをしていた37歳のアメリカ人、スォージ・ロバート・マイケル被告。

スォージ被告は「性的な意図はない」と主張していますが、放送室で女子児童の体を触るわいせつな行為をしたとされています。

富山県内の教育現場で子どもが狙われる事件が後を絶ちません。

あさひキッズ 小川耕平園長:「子どもたちが個室にならないようにして、見える化を進めるような形にはしています」