最大震度7を観測した能登半島地震の発生から、まもなく2年となります。被災地では復興が進む一方、当時の教訓をいかに次世代へつなぐかが課題となっています。特に環境の変化に敏感な子どもを守る「ママたちの防災」はどうあるべきか。富山県内で活動する防災士は、特別な準備を気負うのではなく、普段のママバッグに「お気に入りの絵本」や「ヘッドライトを収めた防災ボトル」を足すだけで、避難時の安心感と機動力が劇的に向上すると話し、日常の延長線上にある備えの重要性が見えてきました。
(この記事は2024年9月に配信したものを再構成しています)

能登半島地震から間もなく2年。子育て中のママさんたちに向けて、日頃からできる災害への備えを取材しました。