富山県の新年度予算案に注目します。不登校の子どもたちの居場所や多様な学びの場を確保しようと新たな支援が始まります。

平日のある日、小中学生たちが集まっていたのは、富山県射水市のフリースクール「フレンズ」です。

ここには、様々な理由で学校に行けなくなった子どもたちが通っていて、午前9時から午後3時まで創作活動や学習、遊びなど自由に時間を過ごしています。



小学2年生:「学校は最近行ってないが。最近行ってないからプリントもたまっとる」


小学3年生:「自分で持ってきた勉強したりトランプしたりしとる」「学校やったら先生とかの話聞かなきゃいけんけど」

記者:「話ずっと座って聞いてるのがつらい?」

小学3年生:「うん」
2年前から不登校になったという小学6年生の男の子は。
記者:「フレンズに来るようになって気持ち変わりました?」

小学6年生の児童:「うん」
記者:「どんな風に変わった?」

児童:「学校にちょっとだけ行けるようになったりしました」

フリースクール「フレンズ」を運営 NPO法人はぁとぴあ21 高和正純理事長:「(学校を)離脱せざるを得ない原因があって彼らは学校に行けなくなっている。だから安心できるところを求めている。安心できるところだとわかれば、自由に楽しく自分の意志に基づいて生きていくと思うんですよ。第3の居場所として安心できる環境を作ってあげたい」











