急増する不登校で高まる需要

全国的に急増している不登校。県内でも、2022年度、不登校の小中学生は2192人と過去最多となりました。

家庭以外の、子どもたちの「第3の居場所」としてフリースクールへの需要は急速に高まっていますが、保護者には経済的な負担もー。

子どもがフリースクールを利用する保護者:「フリースクールに通うためには自分で送り迎えもして、そのためには仕事も時間短く働かんなんし。でもここに通ってくれて人と関わりもつことがはすごく嬉しかったから、何を一番に基準にするかっていったら、ここに通ってうちに引きこもらんように」

不登校を支援するNPO法人の調査によりますと、不登校をきっかけに収入が減ったという世帯は33.6%と、全体の3分の1を超えています。

また、増えた支出は、給食費の代わりの食費やフリースクールの会費などとなっています。