このほか2023年に角田市長らがアメリカのフォートウェ―ン市を訪問した際、ビジネスクラスを利用し1人あたりの旅費が183万円と高額となったことで批判を集めた姉妹都市交流から、2つの事業が盛り込まれました。

高岡の伝統産業や工芸品の販路開拓支援事業に2600万円余りを計上。高岡市は新年度中の見本市や商談会の開催に向けて、スピード感を持って取り組む考えです。一方、市内の小学生から大学生までが各世代で現地の学生とオンライン交流を図る英語教育の推進事業では、導入済みのタブレットなどを活用し予算計上せずゼロ予算事業としました。

梶谷昌吾記者:
「訪米の成果を予算にしっかり反映できたという認識でしょうか?」
角田悠紀市長:
「しっかりと反映できたと思います。フォートウェ―ンというもう一つの市で見ていないのが現状です。フォートウェ―ン市をきっかけとして広くアメリカで高岡と色んな連携が始まっていくと思っています。これからも続けていくことが必要とされる姉妹都市の交流だと思いますので、ここにはこれからも力を注いでいこうと思います」