突然ですが「石高(こくだか)」という言葉を聞いたことはありますか?石高は、江戸時代に使われたコメの収穫量や藩の経済規模を表すものです。今回は、福島県西会津町で生まれた、コメ農家を支援するアプリ=「石高(こくだか)プロジェクト」に注目します。
「石高」で決まるコメの量
私たちが普段、スーパーでコメを買うときは5キロあたりいくらなど、量も価格も決められたなかで購入します。一方で、このアプリでは、アプリの利用者、いわゆる消費者が収穫前にあらかじめ購入します。このときはまだもらえるコメの量は決まっていません。
もらえるコメの量は、その年の収穫量に応じて決まり、さらに消費者は農作業のボランティアや、SNSで情報発信をすることで「石高」と呼ばれるポイントを得られるので、そのポイントによっても、もらえるコメの量が変わってきます。

メリットは、豊作であれば、消費者により多くのコメが還元されます。不作であれば、もらえるコメは減りますが、生産者は収穫量に左右されにくく、確実に収入を見込めるため、設備などに先行投資をしやすくなります。さらには、地域交流の創出や、交流人口の増加も期待されているアプリの取り組みを取材しました。










