伝統のチームカラー。
「拾ってつなぐ」、その粘り強さ。
その持ち味を活かし、目指すのは”あの舞台”。
4年ぶりの・・・。

相馬市にある相馬高校。
バレー部の歴史は古く、創部から今年で81年目を迎えています。
これまでにインターハイ21回、春高バレー22回と、全国大会の出場回数も多く、県内有数のバレーボール強豪校です。
---阿部さん
「小学校5年生の時に相馬高校の試合を見て、当時エースだった選手に憧れて
自分も相馬高校でバレーをしたいと思ってここにきました」
---福島さん
「自分が小さい頃に、相馬高校が全国大会で活躍している姿をみて、そこでバレーがやりたいと・・・」
部員18人のほとんどが、もっと上手くなり、勝つことを目標に相馬高校を選んだ選手ばかり。
しかし、3年生が入部してからまだ、全国の舞台に立つことはできていません。
---狩野さん
「ほとんどの県大会の試合で、決勝や準決勝で郡山北高校に負けて
悔しい結果で終わってます」
---菅原さん
「自分たちの代で(全国大会に)絶対に行ってみせるという気持ちです」
4年ぶりに全国大会出場を目指す相馬高校。
新チームとなった今年1月に行われた新人戦では、そのライバルを決勝で破り4年ぶりに優勝。

県内でトップとなった自分達の実力に手応えを感じています。
---狩野さん
「自分たちでも勝てる、優勝できるんだと実感した」
---菅原さん
「やっと負の連鎖が自分たちの代で断ち切れた」
---阿部さん
「やっと勝ったという思いもあるんですけど、自分たちがやってきたバレーが正しかったのかなと」
その”自分たちのバレー”、それは伝統とも言える相馬スタイル。
---狩野さん
「身長が多い選手が多いわけではないので、全員ディフェンスがうまい」
平均身長172センチと決して大きいチームとは言えませんが、その反面、スピードを活かしたディフェンス、”拾ってつなぐ”粘り強いバレーが持ち味です。
チームの良い部分を伸ばし、弱い部分を強化する、その練習メニューは全て選手達が自分で考え、行っています。
信成監督
「勝ちたい気持ちは毎年同じくらい強い気持ちは持ってくれるんですけど、今年に関しては自分たちで細かいところまで考えて取り組むというところは、キャプテンの狩野礼温選手を中心にすごく頼もしいものを感じています。私が言うことにこういう意味があるとか、言葉の裏にはこんなことがある、ということを最初言ったときには、すぐにそれを理解してくれたので、生徒達に考えさせて取り組ませても十分成長していける」
---狩野さん
「自分たちがここが弱いとかわかっていると思うので、一番効率の良い練習ができる」
今月末に行われるインターハイ、福島県大会。
優勝し、全国大会に出場するために強化するポイントは。
---菅原さん
「ディフェンスはすごくいい状態なので、そこからの攻撃。コンビネーションをどこからでも入れるようにしたり、(攻撃の)スポードを速くしたり」
---福島さん
「コンビバレーを売りとしているチームなので、そこの精度を高める」
県外の強豪校との強化試合も積極的に行い、コンビバレーに磨きをかけます。
コンビバレーは、複数のスパイカーを連携させ、相手ブロッカーを惑わせながら攻撃する戦術。
チームの身長が高くない相馬高校にとって、このコンビプレーのスピード、その決定率が非常に大事になります。

チームの得点源のアタッカーには、時には厳しい檄が飛ぶことも。
---阿部さん
「ここ1点欲しい時に、決めきれる選手に」
そして、背中に書かれた「3F(スリーエフ)」。
これも代々受け継がれてきた、バレー部のモットーになる言葉。
---狩野さん
「ファイティングスピリッツ【闘志】、フレンドシップ【仲間意識】、フェアプレイ【公正な競技・行動】。(バレーは)心も鍛えるものだと思うので、感謝の気持ちをずっと大事したい」
心もプレーも鍛えるバレー部、ことしの目標はもちろん。
---狩野さん
「インターハイ全国大会出場、春高バレーベスト16」
『ステップ』
https://step-tuf.my.canva.site/
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2026年5月20日放送回より)













