自民党内で5月21日、高市政権を支えるために発足した議員連盟「国力研究会」。
表向きは外交や皇室問題などを議論する勉強会だが、その裏には2027年秋の自民党総裁選で高市早苗総理を「無投票再選」させるという、総理周辺の狙いがあった。
ところが蓋を開けてみれば、想定の2倍以上にあたる347人が入会。本来は遠ざけたかった対抗馬までが名を連ね、「これではただの両院総会だ」との声すら出た。
議員それぞれの思惑とは。官邸担当として高市氏を総理就任前から取材するTBS政治部の大室裕哉記者が解説する。
「国力研究会」とは何か 表の顔と“ウラの狙い”

「国力研究会」は、麻生太郎副総裁、茂木敏充外務大臣、小泉進次郎防衛大臣、小林鷹之政務調査会長らが発起人となり、外交や皇室など中長期的なテーマを議論しながら、政府・与党が連携して高市政権の政策を推進することを目的に立ち上げられた議員連盟だ。

ここまでは、あくまでも“表向きの説明”。大室記者は、この議員連盟には“ウラの狙い”があると指摘する。それは、2027年秋に控える自民党総裁選で、高市総理の「無投票再選」をサポートすること。さらに長期政権を築いた安倍政権を支えた議員連盟「創生『日本』」のような塊を、高市政権でも作ることが構想の出発点だったのだ。














