多賀城市出身の郷家選手がチームトップの10得点を挙げる活躍を見せれば、ユース出身のルーキー菅原選手は少ないチャンスで存在感を示しました。

ベガルタ仙台 郷家友太選手:
「自分の中ではすごく収穫が多かった1年だったし、絶対J1に上がらないといけないと強く思いました」

J1復帰へ必要なこと

今後、再びJ1へ戻るために必要なこととは…。かつてベガルタでプレーし、山形時代にJ1昇格を経験した萬代宏樹さんは、次のように話します。

萬代宏樹さん:
「チームとして、3年後こうしたい5年後こうしたいというビジョンを明確にして結果が出ないけど、選手の頑張り伝わる、やりたいことが見えているのであれば、半年とか1年もしくは2年我慢してもいいと思うんです。結果でなくても」

長いスパンでのチーム作りと、選手の育成こそが、いまのベガルタに不可欠な復活への道。今シーズン限りでピッチを去る梁選手も新たなチームへ思いを託します。

ベガルタ仙台 梁勇基選手:
「しっかりした土台を選手含めて作っていくと考えているし、このチームを引っ張て行くとかプレーしたいとか思う選手が出てきてきれたら嬉しい」

梁選手や蜂須賀選手など長く柱として戦ってきた選手がチームを去り、転換期を迎えているベガルタ仙台。若手育成に定評のある森山新監督のもと、チームの立て直しに期待がかかります。