去年、宮城県柴田町で男性を殺害したなどの罪で11月、懲役20年の判決を受けた男が12月6日に仙台高等裁判所に控訴していたことが分かりました。
角田市の無職・村上直哉被告(26)は同じく殺人などの罪に問われている角田市の無職・村上敦子被告(48)と共謀し去年4月、柴田町西船迫一丁目の住宅の玄関で村上隆一さん(当時54)を刺身包丁で刺して殺害した罪などに問われています。

直哉被告は隆一さんの次男で敦子被告は隆一さんの長男の妻です。

11月25日の一審の判決公判で、仙台地裁は直哉被告に「事前に殺害の方法を下調べするなど計画的な犯行だが敦子被告に利用されていた側面は否定できない」などとして懲役20年の判決を言い渡しました。
この判決を不服として直哉被告は11月6日に仙台高裁に控訴しました。
また、敦子被告は懲役28年の判決を受けていて11月26日に控訴しています。