辻本選手の心の支えとは

いつも笑顔の辻本選手ですが、これまで先輩たちが成し得なかった大きな目標を前に不安になることもあります。

仙台大学 辻本倫太郎選手:
「常に結果を求められて、自分の中でも高い理想とかを持ってやっているので、結果が出ないときとかはやっぱり落ち込みます。落ち込むっていうか、いろいろ考えたりすることもありますし、キャプテンもやらせていただいてるので、チームが思うようにいかない時やチームが勝てない時は、悩むことは今年は多かったと思います」

そんな辻本選手の支えとしているのは。

仙台大学 辻本倫太郎選手:
「家族がやっぱり一番大きくて」

特に頼りにしているのが兄の勇樹さん。
現在社会人野球(NTT西日本)で捕手としてプレーしています。辻本選手は尊敬する兄の背中をずっと追ってきました。

仙台大学 辻本倫太郎選手:
「兄もプロ野球選手を目指して野球を続けていたので、同じ苦しみ・喜びを分かち合える存在で、本当一番大きい存在だと思います。『プロ行けそう?』とか『打てないんだけどどうしたらいい?』とか野球の話ばっかりですね。相談事はお兄ちゃんにすることが多いかもしれないです」

家族に支えられながら野球を続けてきた13年間、プロへの望みをかけ、来るべきその日を待ちます。