気仙沼の娯楽は映画だった
2001年に高倉健さん主演の映画「ホタル」を最初に上映したのが、名前の由来です。

佐藤光一さん:
「遊技場とかなかったので、気仙沼の娯楽は映画だった」
震災とその後の復興事業で様変わりした気仙沼の市街地。かつて6つの映画館があり市民を楽しませていました。

気仙沼市民に話しかける佐藤さん:
「昔あった南映劇場覚えていますか。駅前通りにあった」
「南映劇場」は、1985年まで気仙沼にあった映画館です。

気仙沼市民:
「俺は中学校の時に南映でオリンピックの映画見た」

「部活をさぼって見に行ってすごく怒られた」
入館者が減り90年代には全ての映画館が姿を消し、その後は、佐藤さんたちが年に1,2回、話題の映画を上映していました。

しかし、その活動も東日本大震災で中断を余儀なくされました。