イギリス・ロンドンの王立裁判所の壁に、新たなバンクシーの絵が登場しました。
裁判官がハンマーのように小づちを振りかざし、デモの参加者に襲いかかる絵。プラカードには血しぶきが飛んでいます。
イギリスの覆面ストリートアーティスト・バンクシーは8日、裁判所の壁に描いた新作を発表しました。
記者
「バンクシーが新作を発表してからわずか2時間半ですが、裁判所の前には警備員が立ち、壁は既に覆われてしまっています」
イギリスでは先週末、親パレスチナ団体「パレスチナ・アクション」への支持を表明したとしてデモの参加者890人が逮捕されていて、市民からは「バンクシーによる抗議のメッセージだ」との声も聞かれました。
ロンドン市民
「土曜日の平和的なデモの参加者800人以上が逮捕された直後の作品ですから、偶然だとは思えません」
「これは強力なアートによる社会運動です。一方で、司法の役割を疑問視し、それをデモ参加者への暴力と直接結びつけるのは危険だと思います」
バンクシーは作品のタイトルやテーマを明らかにしておらず、様々な考察が繰り広げられています。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









