仙台市の審議会は市長や市議会議員などの特別職の報酬を改定し2.7%増額することを決めました。
物価上昇を踏まえた対応で今後、議会の議決を経て2026年4月から20年ぶりに改定される見通しです。

審議会では仙台市の消費者物価指数が上昇していることや、一般職の給与が20年間で6.52%増額されていることなどが報告されました。そのうえで2026年4月から局長職の20年間の増額分に合わせ、特別職の報酬を2.7%増額する改定案が示されました。

この案では仙台市長の報酬が3万円増額され月額134万円、仙台市議会議員は2万円増額の月額86万円となります。委員からは異論は出ず改定案を市長に答申することを全会一致で決めました。

仙台市人材育成部・富田 悠輔・部長:
「令和5年度以降、大幅に職員の給与が上がってきた昨年度、宮城県でも改正したことを踏まえて物価上昇率も反映した形で改定に踏み切った」


仙台市は、2026月開会の市議会に報酬の改定に関する条例改正案を提出する予定です。


可決されれば、特別職の報酬は2006年以来20年ぶりに、改定されることになります。







