インフルエンザの感染が急速に拡大しています。
11月16日までの1週間に宮城県内の定点医療機関でインフルエンザと診断された人は1医療機関あたりの平均で80.02人となり前の週の1.7倍に増えました。

宮城県によりますと、11月10日から16日までに県内55の定点医療機関でインフルエンザと診断された人は4401人で前の週を1810人上回りました。

1医療機関あたりの平均は80.02人で前の週の約1.7倍です。
保健所別では、仙南が最も多い137人、塩釜が94.9人仙台市が76.54人など宮城県全域で警報レベルの30人を超えました。

患者数が前の週を上回るのは8週連続で感染が急速に拡大しています。

患者のうち約7割は14歳以下の子どもで11月10日から15日までの間に県立の高校と特別支援学校のうちあわせて42の学級と12の学年が閉鎖されています。



宮城県は、手洗いやせきエチケット室内の換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。







