AIカメラの実力は?樹木医も思わず…!
このカメラで、樹木医の尾形さんとサクラの樹齢を診断してみました。
樹木医・尾形政幸さん
「一応、50年としましょうか」
記者
「どこを見てそう思うんですか?」
樹木医・尾形政幸さん
「木の太さと、色ですかね」
AIカメラの診断は…?

記者「あっ!56年」
樹木医・尾形政幸さん
「56年ってすごいね…1年単位で出るっていうのがすごいね。使いたくなっちゃう」
「桜AIカメラ」はキリンビールの専用ホームページから使うことができ、対象は20歳以上です。

樹木医尾形政幸さん
「ソメイヨシノは全国的に老齢化してきて各地で問題が出てきている。見る人たちにも花と一緒にこういうところも見てもらって、『ずいぶん経ったね』とか『少し弱っているね』とか思って次世代にコメントを残してくれたら嬉しい」
この桜AIカメラの開発には約5,000件のサクラのデータが用意され、それをもとにサクラの木の幹の太さや模様などから樹齢や健康状態を判定します。
花が咲いている春だけではなく、1年中使うことでより精度の高いデータを集めることができるということです。
健康状態や位置情報などのデータは柴田町や大河原町だけでなく、全市町村に送られ各地でサクラの保全に役立てられます。
日本の春の風物詩、サクラ。
美しい風景を未来に残すための取り組みが続いています。