「おコメが高い!」「売ってない!」様々なところで聞こえてくる消費者からの悲痛な叫び…。全国で令和のコメ騒動とも言われているこの状況。背景には一体何があるのでしょうか?宮城県の現状を取材しました。

1年前と比べてどのくらい上がった?

中村洋輝記者:
「ササニシキが3350円、ひとめぼれが3730円で売られています。売り切れとなっている棚もあります」

仙台市太白区のコメの販売店。2月に取材した時点で、宮城県産ひとめぼれは5キロ3730円と1年前に比べ、1000円程度値上がりし、品薄状態も続いていました。

米工房いわい 岩井宏太会長:
「いまササニシキとかひとめぼれとか入らないから。主力のササニシキとひとめぼれが入らないのがきつい」

主力の品種が入荷せず、販売店も頭を悩ませています。最新の農林水産省の調査結果を見ると、スーパーでの平均価格は「5キロ・4077円」と4000円台に入り1年前に比べ2倍に跳ね上がっています。