マイナ保険証を持っていない人はどうする?
全国保険医団体連合会が今年8月に全国の医療機関を対象に行ったアンケートの結果、マイナ保険証でトラブル・不具合があったという回答は、およそ7割に上りました。
具体的な内容は、「旧字体などが文字化けする」、「読み取り機で接続・認証エラー」などが報告されています。

また、従来の保険証の発行を12月2日にやめることについても、9割以上の医師らが慎重な考えを示しています。
トラブルへの対処法が不確定なまま従来の保険証を廃止してしまうのは性急ではないかということですね。
今、マイナ保険証を持っていない人は来月2日以降、保険適用は受けられないのですか?
そうではありません。まず、今持っている保険証は有効期限内であれば、最長で1年間=来年2025年の12月1日までは使用可能です。
また、それ以降もマイナ保険証を持っていなくても引き続き保険診療を受けることができます。

持たない選択肢もあり、代わりになるものがあります。
それがこちらの「資格確認書」というものです。「マイナンバーカードを持っていない人」や持っていても「マイナ保険証の登録をしていない人」には自動的に送られてきます。使い方は従来の紙の保険証と同じです。

結局、今の保険証に代わるものが別に作られるのですね。