無許可で労働者を派遣した罪に問われていた男の裁判で、静岡地方裁判所は、懲役1年2か月、執行猶予3年、罰金100万円の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、東京都板橋区の建設業の男(45)です。判決によりますと被告の男は、2021年から2年以上にわたって、雇用した労働者3人を無許可で産廃物の仕分け作業員として派遣するなどしました。
7月18日、静岡地方裁判所で開かれた判決公判で、益子元暢裁判官は「犯行が長期間で多数回に及んでいて悪質」などとして、被告の男に懲役1年2か月、執行猶予3年、罰金100万円の判決を言い渡しました。