長野県内の8月の有効求人倍率は1.44倍で、9か月ぶりに前の月を上回りました。
長野労働局によりますと、県内の8月の有効求人倍率は1.44倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。

有効求人倍率が前の月を上回るのは9か月ぶりで、新規の求人は「宿泊業・飲食サービス業」が、外国人観光客の増加などの影響で前の月に比べ14.5%上昇しました。

一方、製造業は海外の消費低迷や物価の高騰で求人を手控える動きが見られることなどから、3%余り減少しています。
労働局は雇用情勢について、「堅調に推移している」との判断を据え置き、引き続き「物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。