下伊那郡内で毒キノコの「ツキヨタケ」を誤って食べた男女8人が食中毒になりました。


飯田保健所によりますと、今月15日、下伊那郡内の事業所で、30代から70代の従業員など男女8人が、煮物やスープなどのキノコ料理を食べたところ、全員がおう吐や頭痛といった症状が出ました。

このうち3人が入院しましたが、すでに退院していて、全員快方に向かっています。


保健所が調査したころ、食材に入っていたキノコはツキヨタケとわかりました。


ツキヨタケは従業員の知人が山で採ったもので、食用のウスヒラタケと間違えたということです。


飯田保健所は、分からないキノコは採ったり、食べたりしないよう注意を呼びかけています。