無線の音:
「水上点火船、準備状況いかに」

岸にいる原さんが、無線を使い進行状況と動きを指示。

真っ暗な湖上では一つ間違えば大事故につながりかねないため、こうして練習を重ねるのです。

迎えた、花火大会当日。

全国から、煙火店10社が集まりました。

台風が接近中とあって、風と空模様を気にかけながら夜の打ち上げに向けて着々と準備を進めます。


小口煙火(諏訪)小口芳正(おぐち・よしまさ)会長:
「コロナ禍の最中は、どうしよう、来年もあげれるのかなとか心の中で葛藤があったので、きょうのこの日を迎えられて花火師として幸せ」
「諏訪湖の特徴として身体で感じる音の振動、これを皆さん求めて来ていると思いますので、きょうもそういった演出をたくさんしますので、見てください」

紅屋青木煙火(長野)西村光男さん:
「終わった後の歓声ですね、お客様の拍手と歓声がすごく俺らは気持ちがいいですね」

会場周辺は、この日を楽しみに全国から集まった人たちで午前中から大にぎわい。


小諸市から:
「20年前くらいから来ている。(じゃあ夏の恒例行事?)そうですね、これがないと。だから3年くらい非常に寂しくて、ちょっと物足りなかったです」

有料の桟敷席の入場が始まると、場所取りのため猛ダッシュする人も!

記者:かなりいい席とれたのでは?
観客:
「はい!しかも風に飛ばないように対策しています!」
「久しぶりに、何年かぶりにきました。子どもが5歳になってそろそろ花火わかるかなって」

迎えた、午後7時。