正午過ぎには、県庁のすぐ南、岡田町でも決壊。

人々は、近くの小学校に避難しました。


避難所の写真には子どもたちが身を寄せ合い、差し入れのパンを食べる様子も残されていました。

夜になっても水は減らず、住民が船やロープを使って取り残された人を救助したといいます。

山口さんが気づいたのは、当時の雨の状況でした。


■山口英男さん                                             
「災害が起きた時自体、長野市内も雨は降っていましたがそれほどでもなかったんです。ところがこの上流の鬼無里とか戸隠で大変な豪雨が合ってその時の豪雨がこちらに押し寄せてきた」                                              「市民にとって雨が少なくなってきたよねということでほっとした気持ちがあったかもしれません、そういった中で起きた」

もう一つ、この災害をまとめる中で知った史実がありました。