税理士の資格がないにも関わらず、税務書類の作成を行ったとして、上田市に住む82歳の会社役員の男性が書類送検されました。

税理士法違反の疑いで書類送検されたのは、上田市にある総合経営相談所で会社役員を務める82歳の男性です。

警察によりますと、去年1月から今年3月までの間、税理士の資格がないにも関わらず、県内の法人1社と個人2人から依頼を受け、確定申告など13通の税務書類を作成した疑いです。

男性は、委託を受けて会計帳簿の作成を請け負う記帳代行業をしているということで、国税局から告発を受けて警察が捜査を行い、10日、地検上田支部に書類が送られました。

男性は容疑を認めているということです。