事件では、岳南広域消防本部から5台の救急車が出動し、30人以上が対応に従事。
隊員の中には、精神的ショックや大きなストレスを抱えた人も少なくありませんでした。
本部ではPTSD=心的外傷後ストレス障害を予防しようと、事件の体験を語り合う場を設定。
北信総合病院の精神科医療チームによる面談も実施し、現場に駆け付けた隊員や通信に携わった職員など、31人が参加しました。
岳南広域消防本部は取材に、「救急隊の命も危険もさらす中での救助だった」「すぐに救助できずもどかしさ・苦しさを感じた」と話しています。
本部では、一連の対応を検証し、今後の対応に生かしていきたいとしています。