まもなく旅立ちの春。音楽にかけた高校生を取材しました。

視覚と脳の機能に障がいがある高校3年生。

「学校行ってて楽しいと思うのがどんどん音楽に限定されていっちゃう」

音楽にかけて…。

「疲れちゃうから息が細くなってきちゃってほっそい糸だなって思います」

人に支えられ目標だった音楽短大へ進みます。
高校生活最後のコンサートで見つけた、音楽と向き合う新たな意味とは。

高校生活も残すところあとわずか。
松本市に住む澤木叶(さわきかなう)さん。
生まれつき、視覚と脳の機能に障がいがあります。

視力は正常ですが階段やボールといった立体を認識しづらかったり、楽譜や教科書などの細かい字が見えづらかったり。
症例数が少なく、名前もついていないといいます。

踊りと、アイドルグループのなにわ男子が好きなクラスのムードメーカーですが、苦しい経験もありました。