黒いカレーうどんにサプリメントなど、今、長野県南箕輪村で「アカマツの炭」を使った商品が続々登場しています。
背景には、県内の各自治体も抱える深刻な課題がありました。

南箕輪村の飲食店「そば処新兵ヱ(じんべえ)」。
2023年に創業50年を迎え、手打ちそばとうどんが看板メニューです。
この店で2022年から新たにメニューに加わったのが…。


真っ黒なスープの中から現れたのはさらに黒い麺!
その名も「黒カレー南蛮うどん」です。
麺やスープの原料には村内のアカマツで作った食用の炭が使われています。

(そば処新兵ヱ・根津直明店主)
「大芝高原のアカマツの炭をなんとかできないかということでうどんに練りこんでみようかと」

炭を作った背景には、村が抱える大きな課題がありました。