長野市の調剤薬局「浅川薬品」が、7月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、浅川薬品は2006年に設立された医薬品の小売り会社で、長野市で「すみれ調剤薬局」1店舗の運営を手がけていました。

しかし、2018年に近隣のドラッグストア内に調剤薬局がオープンするなど競合が激化したほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて売り上げが低迷し、収益も悪化しました。

このため、「事業再構築補助金」を得て、2023年には「そろばん教室」の運営も加えましたが、近年の売上高は2300万円から2500万円程度にとどまり業況の回復には至りませんでした。

財務面は債務超過に陥る中で資金繰りがひっ迫し、先行きの見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念しました。

負債は調査中ですが、およそ7000万円を上回るとみられるということです。