長野県上田市の別所温泉で、去年、惜しまれながら90年の歴史に幕をおろした食堂が、新たな店主を迎え復活しました。長年愛されてきた食堂の後を継いだのは、県外から移住してきた夫婦でした。

松尾健太さん:「こんにちは、いらっしゃいませ。ありがとうございます、本当に」
上田市別所温泉の一角。4月29日、昔懐かしい店構えの食堂に、久しぶりに地元の人たちが集まってきました。

松尾健太さん:「めっちゃ緊張しています。ただ自分の味を出せばいいと地元の人も言ってくれている。引き継ぎながら改善していく。今日はそういう日にしたい」

日野出食堂(ひのでしょくどう)が別所温泉に店を構えたのは90年以上前のこと。名物の「馬肉うどん」は、地元の住民や観光客に長く愛された味でした。しかし、去年、店主が高齢となり、長い歴史に幕を下ろしました。

食堂を復活させたのは、松尾健太(まつお・けんた)さん。愛知県出身の39歳です。

この日は、店の名物だった「馬肉うどん」の味を、かつての常連客たちに確かめてもらうための試食会です。

別所温泉旅館組合 組合長 倉沢晴之介さん:「いい感じになったじゃん。広い感じになったね。めっちゃいいじゃん」
この日を特に待ちわびていた人がいました。















