日本酒の新酒の季節がやってきました。
いま、コメ価格の高止まりが酒蔵やみそ蔵を直撃しています。
減産を決断した日本酒の老舗酒蔵を取材しました。
諏訪市の造り酒屋=宮坂醸造で22日、今年取れたコメで醸した新酒が振る舞われました。
新酒を飲んだ人:
「おいしいです」
「すっきりしてますね」
全国で2番目に酒蔵の数が多い長野県。
それぞれの蔵では新酒の仕込みがこれから最盛期を迎えます。
宮坂醸造の富士見町の蔵でも、酒造りに使うコメが次々に運び込まれ、ピークには、1日3トンが仕込まれます。
コメでつくる日本酒。
今年はコメ高騰の影響をもろに受けています。

宮坂醸造 宮坂直孝社長:
「前年と比べて(上がり幅が)70%から、ものによっては200%というものもあって本当に異常な高騰です」
普段食べるコメに比べ酒米は、栽培が難しく、収量が少ないことなどから高値で取引されてきました。















