クマが出没した際に各市町村の判断で銃を使った駆除が可能になる「緊急銃猟」。

実施するには、①人の生活圏に出没した場合 ②生命にかかわるなど緊急性がある
③猟銃以外の駆除が困難 ④発砲による危害が人に及ばない、といった4つの条件を満たす必要があります。

櫻井さんは制度の運用に向けて無理をしないことが大切だと考えています。

ガバメントハンター・櫻井優祐さん:「肌感覚で感じているのは2段階のプロセスなのかなと。第1段階のロックは、行政側で『4つの条件満たしています。緊急銃猟を実施しましょう』という判断。2段階目の最終的な部分は実施するハンターに委ねられているのかなと感じている。ハンターがスコープ越しに見たときにどう映るのか。どう個体が動くのか。少しでも引き金を引くことに不安を感じる場面が起きたなら、即時緊急銃猟をやめる。そういう運用をしようと小諸市では考えている」