さらに、櫻井さんは、ガバメントハンターの確保にあたっては、行政の仕事とのマッチングが欠かせないと感じています。

自身も一般の職員として採用され、農家の補助金の申請などデスクワークの比重が高いといいます。

ガバメントハンター・櫻井優祐さん:「業務の大半がデスクワークなので、役場仕事ができる、できない、そういう意味で役場職員になりたいという気持ちのあるハンターだったら、うまくマッチングできると思いますけど。何も鳥獣対策の選択肢がガバメントハンターひとつではないと思う。地域にいる技能をもったハンターや猟友会員をもっと活用できる場面があればいいのかなと」

クマによる被害を食い止めるため専門的な知識をもつ人材をどう確保していくのか。早急な対応が求められています。