修学旅行で沖縄県を訪れた長野市の高校生や教職員が症状を訴えた食中毒について、沖縄県内のレストランで提供された食事が原因だったことがわかりました。

沖縄県によりますと、原因施設と判断されたのは糸満市のレストランで、営業禁止処分としました。

長野市の県立高校の2年生と教職員の合わせて41人が胃腸炎の症状を訴え、このうち5人に腸管出血性大腸菌O157への感染が確認されました。

このほかに、同じ時期に修学旅行で沖縄に滞在していた川崎市、山形市、東京都内の高校生もO157など腸管出血性大腸菌が検出され、いずれも同じ施設で食事をしていたということです。