北海道大学理事・副学長 瀬戸口剛教授:「施設先行でやっていくと、施設が使われなくなってしまう可能性がありまので、市民の方がそのスポーツに対して、コンセンサスがあるかどうかっていうのも非常に大事なこと」

都市計画が専門の北海道大学理事・副学長の瀬戸口剛教授は、スポーツを軸とするまちづくりには市民の合意が必要と指摘します。
また、オリンピック施設の維持管理については。
北海道大学理事・副学長 瀬戸口剛教授:「日本で冬季オリンピックをやっているのは札幌と長野だけですよね。街のブランド力って非常に大きいので、それはやっぱり維持すべきなんじゃないかって私は思います」
まちづくりを進めるためには、行政と市民との十分な対話が欠かせません。

北海道大学理事・副学長 瀬戸口剛教授:「理解が増えていって、それで関係人口も増やしていく。車の両輪じゃないけど、施設の維持とスポーツに対する関係する市民を増やしていく同時にやっていくことだと思います」
長野市長選には現職と新人合わせて5人が立候補していて、26日に投開票が行われます。