授業を終えてやってきたのは、市内のプライベートジム。この1か月、からだの調子やバランスを整える「コンディショニング」に取り組んできました。


トレーナー百瀬優規さん:「今の彼女のやっている競技や苦手な動きを強化したり修正するための細かな動き作りというところをメインでやっています」

1つ1つの動作を細かく確認しながら繰り返します。

伝わってくるのが、花村さんのストイックさです。この積み重ねで、世界で戦うための体と心を作っていきます。

花村夏実選手:「なんか悔しいというか、1回出来たらできるから、最後1回出来たので終わりにしたいと思う」


今後もフェアリージャパンとして活動を続けていくためには、10月5日に行われるトライアウトで、再びメンバーに選ばれなければなりません。

花村夏実選手:「今回、世界選手権で金メダルをとれたことは、すごく自分の中で自信につながったので、これをプレッシャーじゃなくてまた次のレベルアップに向けてうまく踏み台にして頑張っていきたい」

視線はすでに、“その先”にも向けられています。

花村夏実選手「2026年のドイツで行われる世界選手権で3位以内に入って、枠を獲得して、堂々とオリンピック™の舞台に立ちたいなと思っています」