飯田下伊那地域でナシの主力品種=「南水(なんすい)」の出荷が最盛期を迎えています。

松川町のJAみなみ信州の選果場には22日、およそ17トンの「南水」が持ち込まれました。
「南水」は、1990年に高森町の県南信農業試験場で開発されたブランド品種です。

今年は高温や水不足の影響で若干、小玉傾向ですが、例年にも増して糖度が高いということです。
JAみなみ信州営農部 牧野友宏さん:「南信州オリジナルの品種なので、農家さんの細やかな作業や苦労を感じながら、甘さやみずみずしさを感じてほしいです」

価格は例年並みで、主に中京圏に出荷されるほか、地元の直売所でも販売されるということです。
「南水」の出荷は来月5日ごろまで続く予定です。