野生鳥獣による農林業被害を減らそうと、ハンターを目指す人を対象とした初心者向けの講座が、長野県庁で開かれました。


講座は、狩猟への関心を高め、新たなハンターの確保につなげようと、県が専門の業者に委託して初めて開いたものです。

県内では昨年度、ニホンジカやツキノワグマなどによる農作物や森林などへの被害が7億9千万円余りに及んだ一方で、ハンターの数は減少傾向が続いています。


150人の応募に対して55人が受講し、獲物をワナにかける方法や、狩猟をする際の注意点などを学びました。

県は、今後も講座などを定期的に開催し、関心を高めていきたいと話していました。