気象庁は16日夜、火山性地震が増加しているとして、御嶽山の噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」に引き上げました。

気象庁によりますと、御嶽山では12月中旬以降、山頂付近を震源とするごく小さな火山性地震がやや高い頻度で発生していましたが、16日の朝から午後9時までに1日で25回観測されました。
これを受け気象庁は16日午後10時、御嶽山の噴火警戒レベルを、火口周辺への立ち入りなどを規制する2に引き上げました。
引き上げに伴い、火口からおおむね1キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
レベルの引き上げを受けて、県は17日、すべての部局が参加する警戒連絡会議を開きました。

いまのところ登山者が確認されていないことや、専門家から仮に噴火があっても、周辺のスキー場にただちに影響はなく、落ち着いた対応が必要だといった報告がありました。

ふもとの木曽町では17日朝、職員が登山口に通じる町道など7か所に注意を呼びかける看板を設置しました。
木曽町役場三岳支所 宮戸朋幸(みやと・ともゆき)支所長補佐:
「できるだけ長引かないようなふうになっていけばいいが、自然のものなので、その都度それに対応した形を取っていきたい」
噴火警戒レベルが2になるのは、2022年6月以来です。
御嶽山では2014年9月の噴火で、58人が死亡、5人が行方不明となっています。












