
安田さんがつくった初めて最上級の「Aランク」の条件を満たした「ねこつぐら」。
取材中にも「べに」がAランクのつぐらの上に。人見知りの「るり」も近づいてきました。
記者:「やっぱりAランクがいいのでは?」
安田さん:「そうだったのね…これは実演の見本用においているので、どうしましょう」
もともと農家の冬の生業だった「ねこつぐら」に使われるのは、栄村産の稲わら。
丁寧にたたき、柔らかく平らにして使います。


はぜかけしたわらを使っているため、稲刈りを手伝ってわらを譲ってもらっているといいます。
栄村伝統の作り手は徐々に減り、職人たちで作る「栄村つぐら振興会」のメンバーは9人。平均年齢は70代後半と、高齢化も進んでいて、メンバーの中で最も若いのが安田さんです。
安田深雪さん:
「わら細工を皆さんに知ってもらいたいし作り手も増えてほしい。村民には定年後に作ってみようと思ってほしい。小さいお子さんにも自分の村で作られたと知ってもらい、外から栄村を見たときに村の魅力を再認識してもらうきっかけになれば」
栄村の暮らしに根差し、江戸時代から続く工芸品「ねこつぐら」。

安田さんは週に3日から4日ほど栄村歴史文化館「こらっせ」と村役場で「ねこつぐら」の製作を実演していて、自由に見学できます。












