現地の人:
「タンクで運ばなくていいし、蛇口から出てくれば洗い物が楽になるよね。腰痛くならないし」

食材や、調理に使う道具のほとんどは、長野県から持ち込んでいます。

豚汁の匂いにつられて地元の人が様子を見に来ました。

現地の人:
「美味しそう!大鍋でやるっていのがまたいいね。そしてでっかいおたまやねぇ。楽しみにしております!」

上田大雅さん:
「あったまると思いますよ」
浅田修吉さん:
「何やってるんだろうってところから料理だよね。ちまちまやるのはどうも俺の性に合わない」

門前町周辺の避難所や高齢者施設には、新型コロナやインフルエンザの影響で立ち入ることはできず、給食などで使われていた食缶に入れて届けます。

現地の人:
「ありがとうございました」

地元に極力負担をかけないように、浅田さんたちは、ホテルなど宿は使わず、公民館に寝泊まりします。

4日からの活動には、上田大雅(うえだ・たいが)さんと、新田佑(にった・ゆう)さんの大学生2人も参加しました。

岩手県陸前高田市出身の新田さんは、2011年の東日本大震災で被災し、そのときに出会ったのが、炊き出しに来ていた浅田修吉さんたちでした。

それ以来、交流が続いています。