■懐かしい味 おかあちゃんの愛情たっぷりおせち
続いては、懐かしい愛情たっぷりおせち。
リポーター
「山都町(やまとちょう)のJAかみましき清和(せいわ)加工所に来ました。お母さん達が頑張って作ってらっしゃいます」

ここで今まさに大忙しなのが、地元農家の女性らおよそ10人が手掛けるおせち。福を招くという縁起のいい言葉から「招福おせち」と名付けられています。

JAかみましき 河合 慎也さん
「この山都町の田舎のおせちをですね、たくさんの方に届けたいという思い で、35年続くロングセラー商品となっています」

食材はほとんどが地元産。素朴で温かみのある味が16品目楽しめます。

それを一品ずつ真空パックし、毎年3000セットを全国発送しているんです。

加工メンバー
「25年以上にはなりますね。人生の張り合いになっています」

加工メンバー
「作っていて楽しいです」

例年完売しているというお母さん達の心がこもったおせち。煮しめには5種類の食材が使われていて、その中でも山都町出身の私が大好きな干しシイタケをいただきます。

リポーター
「やわらかーいお醤油の甘味、これがシイタケのダシと一緒にどんどん味が出て来るんですよ。これが山都町の味です」
購入特典で、上益城(かみましき)産のお米と特産品の矢部茶(やべちゃ)が付いてきます。

河合さん
「昔を懐かしむ気持ちで食べていただきたいなと思っています」
リポーター
「家でも中々おせちを作らなくなってしまって、こういった形ででも伝統の味が残っていくと、なんかうれしいなという気持ちもしますね」