今年、有明海で収穫された乾ノリの初入札会が熊本市で行われました。

今日から始まった入札会には県内14の出荷組合から去年の1.5倍、3380万枚の一番ノリが出品されました。

入札会には全国から56社のバイヤーなど約250人が参加し、一番ノリの見た目や焙った味などを吟味していました。

今シーズンは猛暑で海水温が下がらなかったため、種付けのタイミングが遅れ、去年より6日遅い初入札となりましたが、今は海の状態が良くなり、生育は順調だということです。

山梨から参加した業者「大変、出来がいい。なにしろ味がいいので、たくさん買いたいと思います」

県漁連は、来年4月までの入札で、合わせて7億5千万枚、101億円の売り上げを見込んでいて、歯切れの良さや香り高い有明海産のノリを多くの消費者に味わってほしいと話しています。