つづいては、中央区新町でおよそ80年の歴史をつむぐ「みちば食堂」

戦前から続く老舗の伝統を守り、厨房に立つ女将の道庭ノブ子(みちにわ のぶこ)さん、御年82歳。

みちば食堂 道庭ノブ子さん
「先代の味と変わらないようにと思ってやっているので、それだけは守っていかないとみちば食堂ではないので」

創業当時の味を受け継ぐ、みちばの名物おでんがこちら!

素材にとことんこだわり、厳選された10種類以上の具材が、昔ながらの湯煎鍋でじっくりと煮込まれています。

道庭さん
「このタケノコというのがですね、干しタケノコ。これがあるのはうちだけだと思う」

道庭さん
「こんにゃくにしても、ものすごく良いこんにゃく。これがないと食べないで帰るお客さんがいるぐらいに大好評」

女将のこだわりが詰まった豊富な具材の数々!


人気の馬スジは、通常のスジとプルプルになるまで柔らかーく煮込んだアキレスも!


そして、おでんの決め手となるのが自慢のダシ。使うのは昆布とカツオに薄口しょうゆだけと いたってシンプルながら、なぜかおでんには深~い甘みが。

道庭さん
「それがみちば食堂のおでんの秘訣たい。出汁の使い方で甘みを引き出す。何十年てしよるけど簡単にはいきません」

常連客
「他のところにはないおいしさが みちば食堂にはある。他には言い表せないほどおいしい。焼酎に一番合いますね」

寒さが深まるこれからの季節に、ほっこりと温まる絶品おでん。あなた好みの一品を探してみてはいかがでしょうか?
